最近、和室の引き戸が重くて、スムーズに動かないよ、
どうしたらいいの？
先日DIYで約10分位で修繕。引き戸がスムーズに
動くようになったので、その方法教えてあげるね！
ミサワホームの重い引き戸の開閉をスムーズに改善するベスト方法は、以下３点です。
1️⃣引き戸と接する床（V溝）の清掃
2️⃣引き戸の戸車収納部の清掃
3️⃣戸車を同一仕様の新規部品に交換（２個/戸）
最近、自宅和室の左右の引き戸の開閉が重く、開閉する毎にガタガタ音がして、困っていました。
そこで、引き戸と接する床のV溝の清掃、当該引き戸の戸車収納部の清掃及び戸車を新規部品に交換したところ、ビックリするほど引き戸が滑らかに動き、新築当初の動きが再現しました。
本記事は、以下のお悩みにある方にお勧めです。
- １０年以上使用した引き戸が重くて、スムーズに動かない
- 引き戸の修繕にお金をかけたくない（コストを抑えたい）
- 修繕部品の調達含め、修繕に素早く対応したい
あなたも、愛着のある自宅の重い引き戸の修繕をDIY（Do It Yourself）でチャレンジ。
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ミサワホームの引き戸＆戸車（VIP AS-7V)の構造
ミサワホームで使用される引き戸は、同社の特徴的な木質パネル工法を用いて製造されており、2枚の扉を左右に分け、扉下部には戸車を用い各々スライドさせる引分タイプとなっています。
（画像提供／大建工業）
当該引き戸の扉下部の詳細（断面図）、下図の通り。
当該引き戸を左右に動かすために可動機構：戸車（ローラ）が、１戸につき、２個付いております。
また、当該引き戸の戸車が接する床には、V溝のレールが設置されております。
また、引き戸に使用する戸車（VIP AS-7V)の構造は、下図の通り。
引き戸の課題と解決策
課題：経時による戸車の劣化
和室に設置された引き戸を長年使用すると、経時により戸車・レールが劣化します。
さらに劣化が進行すると上図の通り戸車表面の樹脂が欠け、戸車としての機能が果たせなくなります。
また、引き戸周辺の清掃がキチンとできていないと、室内のホコリが戸車又はレールに付着することで、戸車収納部にはホコリが蓄積。ゴミにより、戸車の動きが妨げられます。
解決策：定期的なメンテナンスが必要
長期間、引き戸をスムーズに快適に使用するためには、定期的なメンテナンスが必要となります。
引き戸のメンタナンス内容は、以下の通り。
1️⃣引き戸と接する床（V溝）の清掃
2️⃣引き戸に接続される戸車部の清掃
3️⃣引き戸の戸車の交換（２個/戸）←表面樹脂に欠け等が確認された場合、即交換要
上記他、引き戸が重いときの解決法は、以下のサイトにも掲載されております。
＜経験談＞重い引き戸の開閉改善（DIYでトライ）
最近、約26年前に新築したミサワホームの和室引き戸（2戸）の開閉にガタツキがあって重くなった。
そこで引き戸の床（レール）に接する戸車を確認したところ、当該戸車表面の樹脂の破損が判明。
戸車の金属部に”VIP”表示あり。近くのホームセンターで探しましたが、当該製品無し。
インターネット検索結果、マツ六製VIP「 品番：AS-7V」見つかるも、アマゾンには同一品番なし。
そこで、Amazonで検索。
本製品（型番:7235114）が見つかるも、WEB上での製品サイズ:10 x 8.6 x 1.8cmと上記AS-7V図面と相違あることが判明。
そこで、検索AIの”Perplexity”で検索したところ、図面仕様において、品番：AS-7Vと本製品（型番:7235114）の一致が判明。（WEB表示の製品サイズ:10 x 8.6 x 1.8cmは間違い）
図面確認したところ、戸車の取付けピッチ寸法含め、現行品と同一仕様であること判明しました。
戸車交換に当たり、アマゾン商品は、付属の取付け金具が釘であったため、既存の木ネジを流用。
最終的に下図の通り、既存の引き戸の戸車収納部にピッタリ収めることができ、且つ既存の木ネジを再利用することで、確実に引き戸に固定することができました。
交換した戸車は、高さ調整（MAX7mm)付きでしたが、調整なしで対応可能でした。
まとめ
長年使用したミサワホームの重い引き戸の開閉の対策方法は、以下３点実施することでDIYで容易に対応することが可能です。
1️⃣引き戸と接する床のV溝の清掃
2️⃣引き戸の戸車収納部の清掃（２か所/戸）
3️⃣引き戸の戸車を同一仕様の新規部品に交換（２個/戸）
また、戸車の調達に当たり、ネット検索とAI検索アプリケーション（Perplexity）を活用することで、目当ての商品をホームセンターに足を運ばなくても、容易に見つけ、安価で購入することができます。
時間と費用が節約できるので、まさに一石二鳥ですね！
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