侍ジャパン、2023 WBC優勝おめでとうございます!
2023.3.21、米マイアミのローンデポ・パークでの
日本対メキシコのWBC準決勝。
9回裏、村上選手の左中間2塁打による、感動的な侍ジャパンの逆転サヨナラ勝利!
そして、翌日の2023.3.22 同球場での対アメリカ戦
侍ジャパンは、3対2でアメリカに勝利し、ついに世界一。 悲願の2023 WBC優勝! 🎊🎊🎊!
前日のWBC準決勝では、7回の試合終盤から、試合の流れが大きく変わり、侍ジャパンの活躍に鳥肌が立ち、胸が高鳴っていました。
今までにない、スゴイ試合に感動!!
誰が、このシナリオを予想したでしょうか?
過日、実施されたW杯サッカーにおいても日本が、強豪のドイツ、スペインに逆転勝利しましたが、今回、それを再現するかのようなゲーム運び。
ゲーム後半、胸が熱くなりました!
この2日間は、日本だけでなく、世界中の野球ファンが盛り上がり、歓喜で包まれ、幸せな時間を過ごされたのではないでしょうか。
やはり、野球⚾の世界大会は、いつも熱く、超面白い!!
今回のWBC侍ジャパンの世界一から、多くの学びを得ることができました。
有難うございます!
なぜ、侍ジャパンは、2023WBC優勝できたのか?
実力的には、全く互角だった
<WBC準決勝>
ゲーム開始後、日本代表(侍ジャパン)/先発の佐々木朗希選手とメキシコ/パトリック・サンドバル選手との投手戦。
4回表に、メキシコが、3ランホームランで先行し、主導権を握った。
ところが、後半、7回裏、侍ジャパン4番の吉田選手が、ライトスタンドポール際に起死回生の3ランホームランを放ち、同点に追いついた。
<WBC決勝>
ゲーム2回表、アメリカの 6番 T.ターナー選手が ホームランにより、1点先制。
しかし、その裏に侍ジャパン5番 村上選手が、右中間への特大のホームランで同点に追いつき、1番のヌードバー選手が、ファーストゴロの間に、日本が追加点をあげた。
ゲームの流れを上手くコントロールし、有利に試合を進めた
WBC準決勝では、七回表、ゲームの流れが変わる出来事がありました。
それは、七回表、1死一塁、ニ盗を試みたメキシコのトレホ選手が、源田遊撃手のタッチをヘッドスライディングしながらたくみに体をひねってかいくぐり、2塁塁審は、一度、「セーフ」判定。
これについて、栗山監督のリクエストにより、審判のリプレー検証の結果、「アウト」に覆り、打者の空振り三振との併殺で3アウトとなりました。
これが契機となり、ゲームの流れがメキシコから一気に日本へ、大きく変わったのです。
直後の侍ジャパンの攻撃では、日本は、4番吉田正尚選手の3ランで同点としました。
侍ジャパンの勝利にかける”強い思い”が、勝った
今回、私が、WBC準決勝、決勝戦を、TVで観戦して、思ったこと。
侍ジャパンは、チームの個々の選手の実力もさることながら、何よりも、大谷選手を筆頭に、チーム 一人一人の選手の勝利への強い執念が、メキシコ、アメリカを凌駕していたと感じました。
これが、顕著に見られたのは、WBC準決勝9回裏、先頭打者大谷選手のパフォーマンス。
この時、大谷選手は、事前に周囲に宣言した通りに、左中間への2塁打を放ち、2塁ベース上で、両手を上下に振り上げ、侍ジャパンの選手が後に続くよう、鼓舞した。
大谷選手のパフォーマンスは、TV画面上でも、この試合にかける情熱が、十分伝わってきましたね!
そして、大谷選手の影響を受け、4番吉田選手がファーボールを選び、1塁へ。
その後、9回裏、ノーアウト1塁、2塁となり、WBCで打撃不振の5番村上選手に打席が回ってきた。
栗山監督に任せられた村上選手は、大谷選手の熱い想いの影響か、ついに不振を跳ね返し、さよなら適時2塁打を放ち、試合を決めたのです。
2023.3.22、WBC決勝戦では、試合前に、大谷選手が、侍ジャパン各選手に、以下のメッセージを伝え、鼓舞したとのことでした。
そして、WBC決勝戦、9回表、大谷選手が、最後の締めとして、マウンドに登場。
アメリカのラストバッターは、エンゼルス同僚のマイク・トラウト選手でした。
野球の神様がお膳だてをしたのでしょうか? マイク・トラウト選手との対戦は、圧巻!
大谷選手が、トラウト選手に投球する1球、1球には、魂が入っていましたね。
最後は、トラウト選手を三振で仕留め、ゲーム終了。
勝利の瞬間、大谷選手は帽子を放り投げ、侍ジャパンのベンチに向かって吠えた!
なんて、ドラマティックで、カッコイイのだろうか!
侍ジャパン世界一から、学んだこと
今回のWBCの試合では、侍ジャパンの戦いから、学ぶことが多くありました。
各人が自分の役割を認識し、素直に実行
今回の侍ジャパンは、主将を置かなかったとのことでしたが、色々な状況で、大谷選手が、リーダーシップを発揮し、各選手を鼓舞しており、選手各人が、自分の役割を認識し、素直に実行しておりました。
準決勝では、侍ジャパンの吉田選手が、いい場面で、ホームランを放ち、4番の役割をキッチリ果たしました。
決勝戦では、村上選手、岡本選手共に、アベックホームランを放ち、主砲の働きにより勝利に貢献。
又、若くて優秀な侍ジャパンの投手陣は、短いイニングを完璧に抑え、安定していましたね!
コミュニケーションを取り&信頼関係を構築
WBC試合中には、各選手同士が、ベンチの中で、よくコミュニケーションをとっている様子が、TVに映し出されていました。
WBC前半戦では、打撃不振な村上選手に対し、栗山監督はじめ、周囲の選手は、村上選手に対し、適度に声掛けを行い、コミュニケーションを図っていたようです。
まさに、相手の存在、可能性を承認するポジティブフィードバックが、行われていたのでしょう。
又、栗山監督と各選手との間には強い信頼関係が、ありましたね。
監督と各選手との間には、強い信頼関係で結ばれているがゆえ、WBC前半戦で、村上選手が打撃不振でも、最後まで、復活を信じ、任せられたのではないかと思います。
この結果、ついに、準決勝・決勝で、村上選手は、期待に応え、大活躍しました。
あきらめない強い想いが、夢を実現する
WBC準決勝の後半戦では、大谷選手を筆頭に、侍ジャパン選手全員の、なんといっても、この試合を絶対勝利する!というあきらめない強い想いが、伝わってきました。
大谷選手は、高校生の頃、曼荼羅チャートに「将来、WBCに出場し、世界一になる」と書いたそうです。
今回のWBC優勝の勝因は、勿論、侍ジャパン栗山監督の戦略的な采配もあります。
しかし、私がTVで観戦して、感じたことは、それよりも、侍ジャパンのリーダーである大谷選手が、なんとしても今回のWBCは、勝つんだ! 絶対優勝する! という強い想いが、侍ジャパンの各選手はじめ、関係者全員に伝搬していたのが、伝わってきました。
この強い想いこそが、まさに各選手及び、関係者全員の奮起を促し、今回、侍ジャパンの世界一に結びついたことに間違いないものと思います。
「強い想いを持ち続けると夢は実現する」とは、このことですね!
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まとめ
今回の2023.WBC世界大会は、最終的に日本が世界一となり、今までにない盛り上がりを見せた大会でした。
昨年まで猛威を奮るっていた新型コロナウイルス感染者の減少傾向により、規制が緩和されたこともあり、日本又はアメリカの会場で観戦したお客さんの熱気も、凄まじいものがありました。
今回の感動的な試合から、学ぶべきこと多々あり、以下の3つに集約されます。 ①各人が自分の役割を認識し、素直に実行する ②コミュニケーションを取り&信頼関係を構築する ③あきらめない強い想いが、夢を実現する
特に、今回のWBCでは、大谷選手を筆頭に、侍ジャパンが、”絶対世界一になる”というあきらめない強い想いが、ゲーム随所で見られました。
この考え方は、スポーツだけでなく、ビジネスにも応用できる考え方であり、今後の日本社会の将来を考えると、老若男女問わず、だれもが身に付けるべき考え方だと思います。
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