
ねえ、資産運用初めてだけど、投資先、投資配分どうしたらいいかよくわからないよ?

いいわよ。私は、20年以上投資して成果が出ているのでその方法詳しく教えるね!
資産運用において、「どこに投資すべきか」「どのように資産を配分すべきか」は多くの方が直面する課題ですね。
資産運用の成果は、投資先(投資商品)&投資配分(ポートフォリオ)でほぼ決まります。
過去、私は、株式投資・純金積立等を20年以上運用してきました。結果、途中で、金融危機であるリーマンショック、コロナによる株価暴落等の大きな変動あるも、現時点、直近の株式相場の好調もあり、金融資産ポートフォリオ(攻め35%、守り20%)で、トータルで累計金融資産(対2016年比)2.5倍、評価損益率110%達成しました。
本記事は、資産運用において以下お悩みの方にお勧めです。
- 投資先&資産配分をどのようにすべきか迷っている投資初心者の方
- 最適なポートフォリオで安定的に資産を増やしたい方
- 攻めと、リスクに備え守りの両輪で資産を増やしたい方
本記事は、投資先の選び方や資産配分のポイントについて、筆者の過去の経験踏まえ解説します。
特に、長期にわたって安定的に資産を増やしたい方は、突発の株価暴落による感情面を配慮し、ポートフォリオは、攻めと守りのバランスを取ることが重要です。
また、各人の金融資産に対する考え方及び資産保有状況に応じ、リスク許容度が異なります。なので各人のリスク許容度に応じ、最適なポートフォリオ組むことが最も重要となります。
あなたも、資産形成にあたり最適なポートフォリオを構築することで、十数年後、資産が成長し、あなたらしい、ゆとりのある豊かで、楽しい未来が待っていること間違いありません。
一緒に資産形成頑張りましょう!
投資先と資産配分の基本原則

資産運用は、最終的にトータルでの「リスクとリターンのバランス」を考えることが大切です。
主な投資対象と各資産に対するリスク許容度に応じた資産配分例は、以下の通り。
主な投資対象
◆リスク資産
- 株式:リスク(価格変動)が大きいが、成長性(リターン)が期待できる。 (特に外国株式は、日々の株価の変動が大きいが、長期的に過去成長率が最も大きい)
- コモディティ(金、他):インフレ時のリスクヘッジに適している。金は、地政学リスクに対し価格が上がる傾向あり。 価格変動が大きい反面、長期的にはリターンが大きい。
- 債券:長期的に安定した収益を得られるが、リターンは低め。 (国債、社債等比較的安定するも、リターンが小さい)
- 不動産:インフレ対策に有効で、安定収入が見込める。リターンは中。
◆無リスク資産
現金・預金:生活防衛資金の他、投資用資金として、活用。
リターンは小さいが、流動性が高い。
リスク許容度に応じた資産配分例
各金融資産の価格変動リスクをどの程度取れるかによって、資産配分の考え方が変わります。
リスク許容度は、守りと攻めの観点から大きく以下の3つに分類されます。
1️⃣低リスク型 2️⃣バランス型 3️⃣高リスク型
私が考える各々の各資産の割合は以下の通り。
区分 | 攻め | 守り | 株式 | 債券 | コモディティ 金 又は不動産 | 現金・預金 |
低リスク型 | ‐ | ◎ | 0~10% | 25~50% | 0 | 50%~ |
バランス型 | ◯ | ◯ | 20~50% | 0~20% | 0~20% | 30~50% |
高リスク型 | ◎ | ‐ | 60~70% | 0~20% | (10~20%) | 10% |
自分の投資目的やライフステージに応じて、各資産配分が決まります。
なので、その時の資産(時価)状況により、適宜資産配分を調整することが重要です。
長期的に安定して資産を増やすためのポイント

分散投資の徹底
相場の格言として「卵を一つのカゴに盛るな」があります。この格言踏まえ、投資対象を分散させることで、トータルで価格変動リスクを低減することがポイントです。
分散(対象)は、以下の通り。
・国内外地域: 国内のみならず、米国、外国等の世界市場に資産を分散
・資産クラス: 株式、コモディティ(金)、債券、不動産などに資産を配分
金と先進国株式の組み合わせは、相関係数が先進国株式(1.0)に対し、金は(0.11)と小さいので 分散効果が高い。

ドルコスト平均法による積立 ⇒ 長期投資の徹底
資産運用は、短期的な価格の値動きに惑わされず、将来を見据え数十年単位での資産形成を目指すことが必要。
過去の歴史より、株式、金相場は長期的には右肩上がりに成長を続けています。
株式、金等の価格変動が大きい商品は、時間軸に対し、買付平均価格を抑制するため、価格が高いときは少なく、価格が低いときは多く買付するドルコスト平均法による積立投資方法が推奨されています。
また、株式投資については、米国又は世界市場全体の主要銘柄に投資するインデックスファンドが推奨されていますね。
インデックスファンドへの投資のメリットは、以下記事で詳しく解説しています。
資産のリバランスを定期的に行い調整
資産運用は、外部環境の変化又は時間が経過により、最初に決めた資産配分が崩れることがあります。
なので、年に1回程度、資産クラスの配分を見直し、当初に設定した資産全体のバランスを整えることが重要です。
年末又は年初等に資産のリバランスを行い、堅実な資産運用を実施していきましょう。
リバランスのやり方、必要性については、以下のサイトで詳しく解説されています。

攻めと守りの両輪で資産を増やす戦略

「攻め」の戦略:成長資産への投資
「攻め」の戦略として、成長性の高い米国株等の資産に一定割合を投資することで、高いリターンを狙う手法があります。
攻めの資産対象は、以下の通り。
- 米国株・世界株:S&P500指数に連動するインデックス投資(ETF又は投資信託) ここ10年の平均利回りは、配当を含めて年間約13%です
- 新興国株:MSCIインデックスに連動するETF又は投資信託
- テクノロジー・ヘルスケア:経済成長を支える強力なハイテク企業を選定
「守り」の戦略:安定資産でリスクヘッジ
一方、「守り」の戦略として、市場が不安定な時でも安心して運用できる資産を持つことです。
特に世界での地政学リスクの高い現在、守りの資産へのリスクヘッジは必須と考えます。
守りの資産対象は以下の通り。
- 金・コモディティ:インフレ時の資産価値維持手段として有効。(金の第一人者として知られる国際金融アナリスト豊島逸夫氏は、「金を総資産の10%から30%に引き上げよ」とコメントされています。https://gold.mmc.co.jp/toshima_t/2020/04/2998.html)金価格の過去10年間の利回りは、平均年間約8.86%。
- 国債・社債:信用力の高い債券(国債又は米国債他)で安定収益を確保。
- 不動産投資(REIT):賃料収入による安定したキャッシュフロー確保。
<バランス型実行> 金融資産ポートフォリオ:攻め35%、守り20%実行
私は、リスク許容度がバランス型なので、最終的に金融資産ポートフォリオは、攻め35%、守り20%とし、運用しました。
ポートフォリオ資産の内訳は、攻め35%:先進国(米国&全世界)株式 28%&個別株7%、
守り20%:金20%。他無リスク資産は、現金&個人年金他45%。

上記ポートフォリオで運用結果、トータルで、今日現在、累計金融資産(対2016年比)2.5倍
攻め&守りのリスク資産評価損益率:120%を達成することができました。
まとめ:自分に合った資産配分で堅実な資産形成を
投資先や資産配分に迷う方は、まずは自分のリスク許容度を確認しましょう。
リスク許容度を把握しないままやみくもに投資すると、株価暴落時に耐えられず、感情に流され急な売却等大きな失敗することになります。
堅実な資産形成には、各人のリスク許容度に応じたポートフォリオを構築することが重要です。
私は、リスク許容度がバランス型で、最終的には金融資産ポートフォリオ(攻め35%、守り20%)で、トータルで累計金融資産(対2016年比)2.5倍、評価損益率110%達成しました。
ポートフォリオは、攻めと守りのバランスを取りながら、分散投資と長期運用を意識し、定期的なリバランスを行うことで、堅実な資産運用ができるものと考えます。
ポートフォリオは、一度決めたら終わりではありません。各人のライフステージや市場環境の変化に応じて、随時見直すことが大切です。
本記事をお読みいただいているあなたも、ぜひ、自分に合った最適な資産配分を見つけ、堅実な資産形成により、一緒に豊かで楽しい未来を構築していきましょう!
私のポートフォリオが、少しでもあなたの資産形成に参考になり、お役に立てたら嬉しいです。
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