旅行日:2025年11月13日〜15日 | 同行:M大学研究室OB会(5名)
静岡県の秘境である奥大井・寸又峡、そして国内のうなぎ養殖&絶景の浜名湖へ大学時代の研究室旧友5名と行ってきました。
静岡県には、鉄道ファンだけでなく“秘境好き”を惹きつける大井川流域があります。
寸又峡の夢の吊り橋は、トリップアドバイザーで「死ぬまで行って見たい世界の吊橋ベスト10」に選定されているほど、秘境好きにはワクワクするところですね。
夢の吊り橋は、実際に橋を渡る前は、恐怖感がありました。が、前方を見て少しずつ歩行することで恐怖感は和らぎ、橋を渡り終えると達成感がありました。
ここは、周囲のロケーションが想像以上に素晴らしく、ここで体験したことは、一生の思い出に残るものと思います。
本記事は、筆者の旅行体験を元に、奥大井湖上駅、寸又峡の夢の吊り橋、そして浜名湖での遊覧船&ロープウェイ乗車後、大草山でオルゴールミュージアムを巡った3日間を纏めたものです。
あなたも一度、気のおけない旧友と奥大井・寸又峡、そして浜名湖を訪ね、記憶に残る楽しい思い出を作ってみませんか!
1日目:奥大井の秘境「奥大井湖上駅」へ

奥大井湖上駅へは、電車とバスを利用しました。
行きは、東京駅からJR東海道新幹線で静岡駅へ。静岡駅乗り換え、JR東海道線で金谷駅に向かいます。
金谷駅から家山駅へは、大井川鉄道大井川本線を利用。 家山駅から千頭駅までの路線は、2022年の台風の被害により大井川本線の線路に影響がでており、川根温泉笹間渡~千頭間が現在も不通でした。なので、現在は、家山駅で、川根本町町営バスに乗り換え、バスで千頭駅に向かいます。
千頭駅から奥大井湖上駅までは、大井川鉄道を利用しました。
なお、1日目に奥大井湖上駅、2日目に寸又峡に行く場合、2日間有効な「井川寸又峡周遊切符」が千頭駅・井川駅などの主要駅窓口又はオンラインで購入が可能です。 2日間連続で、井川寸又峡を周遊される方は、スマートフォンで使えるデジタル乗車券の購入がお得です。 (2日間川線(千頭駅~井川駅)の全区間および沿線バスが乗り放題で2,100円)
奥大井湖上駅は、人工的に作られており、接岨湖の中央に位置しています。鉄橋の上にぽつんと佇む秘境駅となっており、湖に浮かんでいるかのような景観が最大の魅力です。
奥大井湖上駅では、フリーWifiが使用できました。
奥大井湖上駅から駅ホームの階段を登ってすぐのところに、”湖上駅cafe 晴耕雨読”があります。ここでは、カレー又はカップヌードルの軽食又は美味しいコーヒーで疲れを癒やすことができます。

奥大井湖上駅から、展望台へは徒歩で約20~30分ぐらい。
展望台へ向かう道のりは細い山道と急勾配の階段が続きます。なので展望台へ登り切るためには、体力が必要です。
ちなみに今回のメンバー5名中2名は、登りがきつく途中でリタイアしました。
しかし、展望台からの眺めは格別です。湖と駅、山々が織りなす静寂の絶景が眼の前に広がり、あまりにも美しさに圧倒されてしまいます。
ここでは、訪れた者にしか味わえない達成感を与えてくれましたね。

奥大井湖上駅から、寸又峡温泉へは、電車(大井川鉄道井川線)とバス(大鉄アドバンス)を乗り継ぎ、寸又峡温泉へ。 1日目の夜は、寸又峡温泉にある大正ロマン漂う静かな秘湯の宿の翠紅苑に宿泊。
寸又峡の温泉は、ちょうど良い温度で、とろりとした独特の感触でしたね。
料理も美味しく、部屋も綺麗で、ゆっくり寛ぐことができました。
2日目:寸又峡・夢の吊り橋(“死ぬまでに渡りたい吊り橋”)

2日目、寸又峡・夢のつり橋へ行きました。夢のつり橋へは、寸又峡温泉街から歩いて約30分程。
夢のつり橋を渡る一周約90分の周遊コース「寸又峡プロムナードコース」では美しい自然がたくさん見ることができ、リフレッシュに最適です。

寸又峡の「夢の吊り橋」は、トリップアドバイザーで「死ぬまでに渡りたい世界のつり橋ベスト10」に選ばれた絶景スポット。
エメラルドグリーンの湖面の上を渡るような摩訶不思議な体験ができます。

幅約30cmの板上を歩くつり橋は、歩くたびに左右・上下に揺れます。なので両側のロープをしっかり握り、なるべく前方を見て、歩行するのが、吊橋を渡る上で恐怖軽減のコツ。
吊橋は、約5分程で全長90mを渡り切れます。渡り切ると大きな達成感を味わえますよ。
2日目午後:浜名湖かんざんじ温泉へ移動

2日目、午後から寸又峡温泉バス停から大井川鉄道「千頭駅」行きの路線バスに乗車(希望約40分)。千頭駅でJR東海道本線の浜松駅方面へ乗換え。(千頭駅から金谷駅経由浜松駅まで電車で約1時間30分ほど)。
浜松駅からは遠鉄バス1️⃣で「舘山寺温泉」行きに乗車。浜名湖ベイストリート下車し、徒歩1分で ホテル鞠水亭にPM19時頃到着&宿泊しました。(バスの希望時間約70分)
ホテル鞠水亭は、眼の前が浜名湖(内)で、ロケーション良く、夕食も美味しかったです。
湖畔の静けさと7階に設けられた温泉には露天風呂があり、見晴らしが良く、山歩きの疲れを優しく癒してくれましたね。

3日目:浜名湖観光(遊覧船・ロープウェイ・オルゴールミュージアム)

3日目の午前中は、浜名湖で、遊覧船に乗り湖上からの景観を楽しみました。
遊覧船に乗船すると、かもめの大群が、水面から人を恐れず近くまで飛んできました。至近距離で飛ぶかごめを見たのは、今回が初めてで、物凄い光景でしたね。

さらに、遊覧船に乗船後、日本唯一の“湖上を渡る”ロープウェイで大草山へ。
山頂のオルゴールミュージアムでは、オロゴールの歴史の解説や大型オルゴールの自動演奏を鑑賞。 湖・山・音色が組み合わさるステキな音色に癒されました。

昼食はもちろん、浜名湖名物のうなぎ。香ばしい皮とふっくら身のうな重が、旅の最高の締めくくりとなりました。

秘境ウォークのアドバイス

- 奥大井湖上駅の展望台:展望台への山道は、細く、急勾配の階段あり。ゆえに運動靴・両手があく小型リック等が必須。 急勾配を登るのに体力が必要なので、体力に自信のない方は無理をしないことが大事。
- 夢の吊り橋:強風時は揺れが増すため注意。又、安全を考慮し、定員max10名と決められています。なので、平日の朝の早い時間帯(~9時半)が比較的空いていておすすめ。
- 浜名湖観光:遊覧船・ロープウェイは混雑する日があるので、時間に余裕をもって行動を。ロープウェイ終点の大草山展望台へは、ロープウェイ降りてから、約5分程、山道の階段を降りますが、途中、海岸線方面と山道方面の分岐点あり。海岸線方面に行くと展望台に到達します。(当日、間違って山道方面に行ってしまい、戻って海岸方面に向かい、やっと到達)
- うなぎ店:人気店は行列必至。予約ができる店舗なら事前予約が安心。 (今回2025年11月第2土曜日、12時頃訪問しましたが、割と余裕がありましたね)
旅のまとめ

今回の3日間は天候にも恵まれ、ローカル鉄道&バス利用もあって、静岡県の秘境&絶景を存分に楽しめました。
奥大井の秘境「奥大井湖上駅」、寸又峡・夢の吊り橋は初めての体験。展望台への山道は急勾配で難儀しましたが、旧友との絆がより深まる旅となりました。
秘境は“見るだけ”でなく“体験する”ことで価値が生まれるものと考えます。
特に夢の吊り橋は、寸又峡の絶景の中で揺れる吊橋を歩いて渡るという経験は、一生の思い出に残る体験となりました。
次はどの秘境へ向かうのか──自然とそんな会話がこぼれる旅でした。
あなたも気のおけない仲間と一度秘境にチャレンジ、一生の思い出作りをしてみませんか!
にほんブログ村ランキングに参加しています。
よかったらポチットお願いします。
にほんブログ村

コメント