【書評】話し方ドリル ~話し方のプロが意識していること~

話し方ドリル表紙 書評
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皆さん、

ビジネスでのプレゼンテーション、プライベートでの友人、恋人との会話で

話し方の巧拙により、場がしらけたり人間関係が悪くなった経験は、ありませんか?

ちょっとでも不安になった方、大丈夫です!

これを解決する方法が書かれた本が、今年4月に出版されました。

それは、神原 智巳 さん著(総合法令出版)

たった一言で印象が劇的に変わる! 「話し方ドリル」です。

本書は、話し方について37の問題(事例)が記載されております。

ドリルのように、各事例について回答&解説されているので、誰もが、本書を解くことにより    話し方が上達できるようになっています。

あなたも、本書に学び、話し方を工夫することで、人生を変えませんか!

 

話し方のプロは、何を意識しているのか

話し方のプロは何を意識している?

 著者は、「直観」に響く話し方は、「一瞬」で伝わることに意味があるという。

 特に「いいな」、「好きだな」という直観が、チャンスの種になるのです。

   直観に響く話し方の特徴は、以下3点、です。

 ①「早く」 ②「強く」 ③「心」

 各々、詳細解説すると、以下の通り。

 ①早く:一番伝えたいことを相手に早く察知してもらう言葉選びが大切。

 ②強く:五感(視覚、聴覚、味覚、臭覚、触覚)に訴える表現を意識する。

 ③心: 聴き手の価値観や信念など心の深い部分に届く表現を意識する

 確かに、相手から「好きだな」と言われると、相手に対し否定することはなかなか言えせんよね。

 このように、直観に響く話し方は、相手の心を動かし行動を促してくれるのです。

 

話し方のコツは、相手の気持ちを考えること

相手の気持ちを考える

 話し方のコツは、話題を自分から切り出すときでも 相手の気持ち&考えに寄り添い、自分の意見(共感)を言葉で伝えること。(著者)

つまり相手が心地よい気分でいられるよう、相手の気持ちを考えて相手目線で話すことだと思います。 

小生が会社員時代、社内の関連部署の担当者の方で、自分の権力を誇示したいがゆえ、相手も気持ちも考えず、自分の言いたいことを一方的に話している人がいました。

こういう場合、話している側は、好き勝手に話しているので気分爽快ですが、相手の存在価値がなく、これでは、コミュニケーションが成り立ちませんね。

 

 まとめ

 日常のコミュニケーション、又はビジネスでのプレゼンテーションにおいて、相手に響き、伝わる話し方のコツは、「早く」、「強く」、「心」に訴求することです。

又、自分が言いたいことだけを、一方的にダイレクトに話すのでなく、常に相手の気持ちを考えて話すことが重要なのです。

話し方は、生まれつき身につくものでなく、スキルです。

皆さんも本書をお読みになり、話し方を鍛えることにより、良い人間関係を構築し、          人生を楽しく豊かなものにしていきませんか!

ここまでお読み頂き有難うございました。!

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