株式会社シナジーブレイン代表取締役 安田 修 著
仕事と勉強にすぐに役立つ「ノート術」大全を読了しました。
本書は、著者が、50冊のあらゆるノート術やメモの本を自ら実践して、その良い点を把握。
ノートの使い方や使い分けを集約され、そのエッセンスを書かれたものです。
本書は、仕事だけでなく、勉強にも役立つ内容が記載されており、ビジネスマンだけでなく、
中高・大学生にも参考になるものと思います。
本書で、強調された点は、ノートは、シンプルに大量に書くことです。
ノートに大量に書くことによって、アイディアが洗練され、内容が整理されて、
そこから、新しい付加価値を生み出すことができるのです。
本書での気づき
私が、本ノート術での気づきは、以下の通り。
◆仕事ノートでは、タスク管理を行い、記憶に頼らない仕組みを作る。
⇒①タスクを書き出す ②期限を決める ③スケジュール化する
◆勉強ノートでは、学習状況の管理に使う。(暗記の為は非効率)
⇒資格の取得等、ゴールから逆算して、スケジュール、時間配分、進捗状況を管理する。
◆目標達成のノートでは、ミッション、ビジョンを書き、価値観を明確にする。
⇒夢に向けて、目標に期限を設定し、目標管理&PDCAを回していく。
私のノート活用方法
私は、日々の状況(ネット回線スピード、健康、資産、今日やるべきこと他)を日記形式で、
毎朝ノートに書き、日々、振り返っています。
日々、ノートに書くことによって、状況が瞬時に把握、整理し、見える化されているので、
適宜フィードバックすることができます。 従って、常に課題が可視化されていますので
何か問題があった時、即、対応可能です。
このような変化の激しい時代は、日々の状況をノートに記録し、常に確認・管理し、
状況に応じ、適宜修正し、方向性を間違えないことが重要と考えます。
『インデックス・ファンドの父』と呼ばれており、アメリカの資産運用会社
Vanguard Group創始者であるジャック・ボーグルの名言「航路を守れ」は、
荒波に揉まれた現代の状況踏まえ、まさに的を得ているメッセージであると思います。
ノートの本質・所感
著者は、本書の企画ノート2-6で以下、記載されています。
ノートに向き合う時間をつくることが重要。 常にノートに向き合うことによって、
自分のテーマに集中し、且つ深く思考することにより、アクションが整理されていくのですね。
私は、本書で学んだ内容を少しでも実践し、自分なりのノート術を創造し、改めて
これからの長い人生を豊かで楽しく生きていきたいと思いました。
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