【書評】言語化の魔力~言葉にすれば悩みは消える~

言語化の魔力の表紙 書評
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皆さん、

ビジネス、又は、プライベートで、悩みを抱えていませんか?

某調査によると4人の内、3人が悩みを抱えているとのこと

今般、言葉にするだけで悩みが瞬時に解決してしまうという、

過去にありえない衝撃的な本が幻冬舎から出版されました。

それは、 

    ~言葉にすれば「悩み」は消える~

精神科医 樺沢紫苑著 新刊「言語化の魔力」です!

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当書は、著者が、動画投稿サイト「You Tube」で、400超もの視聴者悩みの相談に答えてきた実績をベースに、今回、読者の悩みを短時間で解消すべく、対処法を一冊の本に取り纏められたものです。

当書で示す以下の”3つの軸”を使うことにより、誰でも一瞬で自分の悩みを理解し、 分析することにより、対処法が分かり、実践に繋げることができるようになります。

  (1)コントロール軸 (2)時間軸 (3)自分軸

あなたも、当書を読み、頭の中のもやもやを言語化することで悩みを解消し、   人生を変えませんか!

 人間関係で悩み多き時代

私は、サラリーマン時代、部下と上司との人間関係に悩みがあり、ストレスで体調を崩すことがよくありました。 

当時は、自分の考えが最優先で、相手の考えを諮ることより、何が何でも自分の主張を通うそうと、必死になっていました。

今思うと、なんてわがままで、自分勝手なんだろうと、呆れてしまいます

結局、自己中心的で相手の目線で、物事を考えることができなかったのですね。

当時は、自分の内面から湧き上がる感情が先行し、視野が狭くなり、相手の発言、 行動に対して偏った見方でしか見ることができなかったものと思います。

又、私は、自己開示が得意でなく、虚栄心が強い性格もあり、悩みをうまく言葉にして、人に伝えることができませんでした。

 悩みの本質 & 対処法

   

「停滞」こそが、悩みの本質

当書の”はじめに”に記載されていますが、まさに悩みの本質は、「停滞」です

悩んでいるだけでは、状態が変わらず、自分の人生が良くなりません。むしろ何も行動しなければ、更に悪い方向にシフトしてしまう可能性があります。

視座転換する

(1)自分の視座を変えると、景色が変わる

起きた事象を、事実と感情が混在した状態でなく、発生した事実と自分の感情を明確に分けて考えることにより、客観的に自分を見ることがポイント。  

つまり、何事もニュートラルで、物事を見ることが大切

(2)他人の視座で見る

ネットで検索することにより、自分の悩みは、他人も同じ悩みを抱えていて、既に解決している場合があるのです。(人に相談する行為も同じ)

インターネットが普及した現在、ネットで他人の知恵を借りると、問題解決が早いですね!

(3)未来の視座を持つ

自分にはできないと最初からあきらめない。未来の視座をもって、半年後、1年後の自分を信じてみる。半年後、1年後から逆算して今すべきこと(TO DO)を明確にする。

「言語化の魔力」 P196

 未来の夢(視座)を描き、自分を信じ、その達成手段を考え、逆算して今すべきことを明確にする。 

 そして、少しづつ実行することにより、徐々に、夢に向かって進んでいくと、いつのまにか夢が叶ってしまう

 なんと未来の視座をもつことは、素晴らしいのでしょうか!

◆ 言語化する

「話せない」ことが最大のストレス。  言語化で悩みが「見える化」できる。

「言語化の魔力」 P198,P199

「想い=思い」が言葉になること、言葉にすることが言語化です。      それによって「悩みが解消」し、「癒やし」が実現するのです。

「言語化の魔力」 P209

言語化することにより、自分の内面が浄化され、悩みが解決し、癒されるのですね。

言語化の効果は凄まじい!

 言語化を意識し、実践したこと

私は、今後、頭の中で考えるだけでなく、常に言語化を意識しようと決めました。

当書により、実践したこと

私は、毎日、今日すべきこと、ここ1週間又は1か月以内にすべきことをノート又は スマートフォンのスケジュール表にインプットしています。 

緊急の要件により、 予定として書いたことが、後ろ倒しになることがありますが、ノート、又はスケジュール表で、進捗状況が常に確認できるので、ストレスがありません。

又、日常生活では、常に何か疑問に思ったこと、又、気づいたことは、言語化し、 メモ又は、メール等で、アクションするようにしています。

言語化による効果

言語化することにより、第3者の視点で俯瞰してみることができ、自分の言いたいことが、瞬時に正確に相手へ伝えることができるので、効果絶大です。

3行ポジティブ日記実行例

又、昨年、著者の「3つの幸福」に出会ってから、”3行ポジティブ日記”を実行しています。

【書評】精神科医が見つけた3つの幸福
2021年3月に発売された精神科医である樺沢紫苑著「精神科医が見つけた3つの幸福」を読了。 本書は、人生を生きていく中で、幸福を実感するための方策として、3つにカテゴリーに      分けられております。     1.「心と体の健康」   ...

ポジティブ日記を書いた後は、一日を振り返る習慣が身に付き、且つ幸せ収集能力が高まり、幸福度を上げることができるようになりました。

 まとめ

人は、誰でも悩みを抱えているものですが、放置すると、停滞するのみです。

なので、人への相談は大切。 他人の視座に転換し、違った角度で見るようにすると意外と問題解決が早いものです。

人は、話せないことがストレス。

なので、自分の想い、夢等は、常に言語化し、書く又は、話すことにより、世の中に 発信していくことが大切。

特にWithコロナの今、世界の変化が激しい時代は、自分の想い&感じたことは、 言語化し、人に伝え続けることで、世の中をより良いもの変えていくことができる、 と当書を読み、改めて認識しました。

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