堀内都喜子著「フィンランド人は なぜ午後4時に仕事が終わるのか」読了。
フィンランドというと自然が美しく、社会保障が充実している、福祉国家の認識でした。
今は、豊かな自然の中で効率的な働き方により、ゆとりある暮らしができるだけでなく、 個人の選択の自由が尊重され、自分らしく生きられる国なのです。
本書を読了後、私たち日本人として、フィンランドに学ぶべき点多々あることを改めて認識しました。
なぜ、フィンランドは、幸福度1位なのか
その答えは、以下、3点にあります。(著者)
1.身近に自然があり、ゆとりある暮らしができる。
2.個人の選択の自由があり、自分らしく生きられる。
3.ワークライフバランスが、整っている。
又、世界のトレンドは、フィンランドの※「シス」であり、 フィンランド人の考え方が、非常にシンプル! (※シス=困難に耐えうる力、不屈の精神&ガッツ)
日本社会の課題
一方、日本社会は、同調圧力が強く、周囲と同じ行動をしないと世間から異端視され、 まだまだ生きづらい世の中です。
国内企業では、業務増、リストラにより、一人当たりの労働時間が増加。労働時間低減の為、デジタル化を推進するも、業務の取捨選択が適切に行われていない為、生産性が低下し、業績の落ち込みより国内経済が低迷。
負のループによる悪循環に陥っています。
国内経済の低迷は、日本の文化&考え方が要因であることは、容易に推測できますね。
フィンランドに学ぶべきこと
私たちは、フィンランドの文化、効率的な働き方に学び、一人一人の生産性を高め、国内経済の活性化に努める必要があります。
自分の価値観を大事にし、仕事も趣味も、何事も自分で選択し、自分の意志で、人生を生きていく。
又、学びについても、年齢に関係なく貪欲に、自ら選択し、学んでいく。
一度しかない人生、仕事も趣味も、家族も大切にし、人生を楽しく豊かに過ごしていきたいものです。
皆さんも、本書に学び、日本社会をゆとりある豊かな社会に変えていきませんか!
今回も、当ブログお読み頂き有難うございました。
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